カンヌからパリへと電話をかけようと思い、テレフォンカードを購入しました。 そのカードを挿入して、電話番号をプッシュしました。しかし、何度やっても うまく行きません。なんでぇ、このテレカだめだめじゃん。買ったお店に文句 を言いに行きました。どうやって、電話をやったんだ？って聞くもんだから、 テレカを入れてぇ、はい、ダメ！

テレカを取り上げられて、後ろをつめでかりかり…っと。番号がフイっと現れ ました。それが、パスワードでした。フランスの公衆電話は、最初にそのパス ワードを入れなきゃダメなんだって。で、そのテレフォンカードの情報は、中 央で集中管理（だから、 その番号はパスワードよりむしろＩＤ番号か）。日本のように分散管理（テレ フォンカード側に情報がある）ではないのでした。国も違えば、文化もちがうっ か（って、ヨーロッパでもフランスだけだと思います（※注））。

※注：米国 AT&T は、集中管理方式です。

じゃ、今テレフォンカードを挿入した挿入口は何のため？クレジットカードで した。お見それしました…。でも、それだったら、テレカの大きさ変えろよっ と思うのは、私だけでしょうか？互換性のあるもの以外（使えるもの以外）、 互換性をなくせ（入らないようにすべし）！基本ですね。

ちなみに、イタリアも分散管理で、日本みたいなぺらぺらカード。ドイツとイ ギリスは、分散管理だけどクレジットカードみたいに分厚い奴。しかも、チッ プが埋まっていて、偽造はできないようになっているようです。両者のチップ は、外見上は全く同じなのですが （名前もユーロチップ というそうです）、ドイツのテレカは、イギリスでは使えませ んでした。でも、将来は期待しても良いのかな…？。

ackey@hello.to