盗難2

ブラジルのサンパウロのバスターミナルでも、荷物を盗まれました。

私は、いつもバックパックとバックパックをYHなどに置いた後用の小さなデ イパック(バックパックは重いので、普段は持ち歩かずデイパックを持ち歩き ます)の2つを所持しています。最初、バックパックを持っているときは、 デイパックをバックパックに詰め込んでいました。でも、その出し入れが面倒 くさくなって、途中からバックパックを後ろに背負って、デイパックを前に背 負う(?)ようになりました(※)。その「前に背負うデイパック」をやられ ました。

※バックパッカーをしているとそういう人をたまに見掛けますよね。自分でやっ てみると、案外快適なので、途中からそうするようになったのでした。

Foz do Igacu から15時間。サンパウロに着いてホテルを探そうかなぁって 思っていたときでした。サンパウロに行き宛などないので、持っていたYHリ ストを当たりました。すると、サンパウロにはYHがあったので、それを 本からメモ帳に写しました。写し終えて、さてっと行動開始っとバックパック を背負い、デイパックの方をチラリ…。ありませんでした。ホンの2分でした。

まだ近くにいるのではないかっと、バックパックを背負いバスターミナルを歩 きました。しかし、やっぱり見つかるわけはありませんでした…。インフォー メーションで警察の場所を尋ねて、そこに行きました。


ブラジルの VISA (日本で取得)

不親切な婦人警官が一人いました。 「あ〜、ダメね。もうタクシーに乗って、どっかいっちゃってるわ」私が「証 明書を欲しいのですが」と頑張って説明すると、「ここに行って」と紙に住所 を書いてくれました。で、「どうやって行くの?」と尋ねると、「タクシー」 と答えました。

私は、その時現地通貨(Real)を持っていませんでした。あやや。「じゃぁ、歩 いていくしかないわね。でも、遠いわよ。」と彼女。「地図ありますか?」と 尋ねると、「ないわね」と答えました。どうやっていくんじゃい?

私は、その警官に見切りをつけました。そして、地下鉄の職員の人に尋ね ました。すると、こちらはとっても親切。地図を持ってきて、「ここだね」と 示してくれました。私は、それを見ながら行き方をメモりました。


ブラジルの VISA
(3ヵ月以内に入国できなかったため、アルゼンチンで再度取得)

言われた住所までは5kmほどでした。そして、そこで1時間30分くらい待 たされて、何とか盗難証明書をもらったのでした。

でも、考えてみると、ここでもご自慢の焦り焦り病を出して、自滅したように 思います。どういうことかと言うと、サンパウロではやることがいくつかあり ました。

  1. 宿探し
  2. 両替
  3. 一日の超特急観光

で、「急がねば、急がねば」と勝手に焦っていたのでした。恐らくそういう落 ち着きのなさが、あちらさんには伝わるのでしょう。私は、この 焦り焦り病をうまく自分のコントロール下に収 めなければいけないなっと思いました。


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