日本人女性二人組

リマであった女性二人組みについて。リマには、インカ文明の研究者として知 られる天野博士(リマの名誉市民)の遺志で建てられた天野博物館というのが あります。そこで出会いました。博物館は、訪問前に電話をして、職員の説明 を聞きながら回るシステムになっています。


インカコーラ(ペルー)の看板。実際は黄色い炭酸飲料です。

見学が終わった後、ツアーらしき団体の一人に話し掛けてみました。それが、 二人組みの一人だったのです。彼女たちは、ツアーとは別の個人旅行で来てい ました。驚くことに、彼女たちには、運転手が着いていて(※注)、今から黄 金博物館に行くというので、私も連れていってもらいました。天野博物館の見 学が17時に終わったのですが、時間的に黄金博物館は無理だなっと諦めてい ただけに、これはラッキーでした。

※注:
彼女たちは、リマを基点にして、飛行機で移動していました。で、先 にクスコに行って来たらしいのですが、そのクスコの旅行会社がその 運転手付きの車を手配してくれたというのです。それもなかなかい い車。私が乗る車は、必ずといっていいほど、フロントガラスにヒビ が入っていて、見かけもボロボロなのですが、彼女たちの車は違いま した。ホテルで彼女たちが彼らにお金を払っているのを見たのですが、 一人650ドルあまり…。飛行機代も含まれていましたが…。私には、 できんこったでした。

で、車の中で彼女たちといろいろな話をしました。私が最初に話し掛けた方で はない彼女は、大変な旅行好き。もう一人は、その彼女に連れられて来たとか。 元気な彼女は、もうすぐ仕事を変えるとか言っていました。で、もう一人は、 仕事を辞めてきたので、帰ったら就職活動だという。

旅行大好きな彼女は、マイレージもやっぱしすごくて、去年は、マイレージで 香港とハワイに行ったとか…。それだけのマイレージをためるには、1年間に 2回は、USあるいは、ヨーロッパに行かなければいけないでしょう。彼女の お気に入りは、マイレージの使えるAAだとか。私は、安いのでデルタを使っ たのですが、デルタはマイレージが使えないか らボツだって言ってました。彼女たちが泊まっているのは、ホテルシェ ラトンという 5 Star で、宿泊が半額になるチケットをAAのマイレージで貰っ たとか。

私は、その日夜行で、ナスカに行く積もりだったのですが、そのバスターミナ ルがそのホテルに近かったので、そこまで送ってもらいました。そしたら、彼 女たちが私にシャワーを貸してくれる と言うのです。これは、願ってもないことでした。私が泊まるようなホテルは、 温水が出ないし、出てもチョロチョロだし、この申し出は非常にラッキーでした。

久しぶりに、キレイで、かつお湯が大量に出るシャワーを浴びさせてもらって、 ルンルン気分でした。極楽、極楽。で、バスの発車時刻が迫っていたので、後 ろ髪を引かれながらも、そこを後にしたのでした。彼女たちは、そのままホテ ルの寿司レストランに行ったそうな…。うらやましいなぁ。

(え、期待したって?すまんの〜。)


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