イミグレーション抵触

USAの入国管理は、2、3簡単な質問されることが普通です。その質問の返 答次第では、相手が態度を変えてくることがあります。普通にツアーに参加し ている場合には、そんなことはあり得ないのですが、ちょっと旅行のスタイル を変えると、*すぐに*引っ掛かります。

1つ目。どこに滞在しますか?この質問に対して、私は、馬鹿正直に、「まだ 決まっていません」と答えてしまいました。相手は、私の目をジッと見つめま した。私は、慌てて「YHに泊まるつもりでいます」と答えたのでした。

2つ目。帰りのエアのチケットを持っていますか?またまた、馬鹿正直に「い いえ」と答えてしまいました。今度は、明らかに態度が変わりました。またま た、私はビックリ。「ここには、日本に帰るためにやってきました。すぐに航 空券を買って、私の国に帰るつもりです」と答えました。すると、「いま現金 でいくら持っているの?」それに続いて、「何をやっているの?」また、「3ヶ 月前にも来てるけど、どれくらい滞在したの?」と尋ねられて、ようやくパス できたのでした。

ここから推測するに、入国した後に行く宛がない者(Homeless になる可能性の ある者)、それから、入国した後に出国の宛がない者(不法滞在の可能性があ る者)を入国管理の立場からは、危ないと考えていることが分かります。皆さ ん、無用のトラブルに巻き込まれぬよう注意しましょう。


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