木が一杯はえているドゥオモを見学し、それを頭に焼き付けた直後でした。
一人の男の人が近づいて来て、突然、私の手を取りました。特に、身の危険は 感じませんでした。だけど、なんとなくヤな予感がしました。彼の取った私の 手に、彼が袋からコーンをぽろぽろっとこぼしました。すると、周りにいた 鳩 が一斉に、私の手のひらに…。
私は、この状況がどういうことなのか必死に考えようとしました。彼は、何が やりたいのだろう?答えが出る前に、コーンはなくなり、コーンがなくなると、 鳩はすっといなくなりました。
彼は、私に袋に入ったコーンを渡しました。私は、それを受け取りました。彼 は、10,000リラと言い ました。ようやく繋がりました。私は、昂然と「NO」っと言いました。 彼は、要求額を 5000 に落としました。それでも勿論、NO です。
私は、ポケットを探りました。そして、くしゃくしゃになった 1000 リラを取 り出しました。すると、一瞬で、それは奪い取られました。彼は、いらだたし げにもう一枚っと言いました。私は、また NO と言いました。すると、彼は、 どこかに行ってしまいました。
そこには、警官が何人もいました。怪しげに思った警官が近付いて来たのに気 付いて、彼は逃げて行ったのかもしれません。彼が立ち去った後、残 されたのは、危機感と強烈なる不快感 と袋入りのとうもろこしでした。私は、広場の噴水のところに 座って、今起こったことを考えていました。
私の方にスキがあったんだなぁ、と考えました。普段なら、見知らぬ人に手を 取られるようなことはないはずです。反省しましたです、はぃ。
私は、とうもろこしを撒きました。すると、鳩がたくさんやってきました。相 変わらず、なくなると、またどこかに行ってしまいます。私は、もう一度とう もろこしを手のひらに載せて、鳩をたくさん招き寄せました。そして、隣にい た人に写真をお願いし ました…。
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