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Links to Hungarian Medical Students from Japan


ただ参考だけじゃなく、Link 集をここに設置した理由は、以下が何となく 浮き彫りになるからです。ばらばらに作成されたものですが、共通点が見えて きます。

  1. こう見ても、留年どころか退学者が多い。
  2. 悩んでいる人が多い。
  3. 人間関係がこじれ初める
  4. 精神的にも壊れていく
  5. 体調を崩してしまう
  6. 悟って諦める人も多い。


  1. 退学された学生(Pecs): http://never2late.hatenablog.com/
    1. 予備コースを含めて3年間ハンガリーにいたそうです。日本に戻り、慶應大 学(医学部以外)に入学したそうです。まだ、履歴書に優しそうです。
    2. 本人の気持ち整理するための雑記録みたいな感じですが、悩みやら、日 本人の中での人間関係のもつれなど。
    3. 慶応といったら日本でブランド力のある大学ですが、それくらいの人が、 悩んでドーピング(下記)してもまったく歯が立たなかったっていう Pecs, または英語で医学っていうことも見えてきます。いろいろ学んだと ありますが、ずいぶんと高い授業料だったと思います。
    4. 1つおもしろいのは、"Smart Drug"使用の(実際使用したという)記述で す。勉強についていけ なくなると追い詰められていきます。安易な解決方法が”集中力を高める薬” を使い、何とか学力を上げることです。私も何度か聞いたことがあります。 Semmelweis の図書館でも聞いたことがあります。実際の薬の一般名などの 記述ありませんので何なのかは想像するしかないですが、 Ritalin(methylphenydate)だと思います。本人は最初の2年で退学 しているので薬理学をやっていないので基本よくわかっていないと思います。 覚醒剤(Amphetamine)に近い薬です。実際に機序はほぼ一緒です。両方と もに ADHD(注意力散漫が特徴の小児精神疾患), Narcolepsy(※) に適応が あります。つまり、集中力を上げ眠りも防止する、効目のありそうな薬です ね。医師の処 方箋があれば購入することができる薬です。日本では真っ当な勉強している 分にはあまり”頭脳ドーピング”のような話は聞きませんが、ハンガリーに限 らず海外ではよく聞く話です。(※Narcolepsy)突然眠りに落ちる疾患.通 常90分くらいある Latency なしにいきなりREM睡眠に入る。そのため、脱 力と幻覚を伴う。通常、REM睡眠では脱力、そして夢を見る。いわゆる金縛 り。それが起きている状態、たとえば、料理をしている状態から脱力するた め崩れ落ちる。そして、夢を見るため幻覚となる。医学的にはおもしろい疾 患です。
    5. こういうところもちゃんと知っておいていいと思います。”魔”が忍び寄っ てきます。自分の頭で考えること。上の人は、すぱっとやめられたそうで すが、こういう薬は Gateway となる可能性もあります。Gageway とは、典 型的には Marijuana なのですが、「最初に手をつける薬」のことです。つ まり、これをきっかけにエスカレートして他の薬にも手を付けはじめます。
    6. 痛み止めでも、海外の方がよくつかわれている傾向にあると思います。 痛い。じゃあ、薬で取り除け。「痛みがあれば、まず薬で取り除け」と習 いますし。日本だと、どこか薬に頼りたくないと最後まで我慢する人が多 いと思います。特に、日本だとガンバリズムじゃないですが、耐えるこ とに美徳があるみたいなことにも関係していると思います。そういう点で、 こういう文化的な違いも面白いです。集中できない、じゃあ薬で集中させ ろ、っていうのはロジックとしてはすっきりしていますが、日本では受け 入れられにくいかもしれません。ただし、上の記事にあるように効果はあ るようなので、日本の大学受験なんかでも使っても結果につながってくる かもしれません。特に、使った人と使わない人で結果に差が出てくるでしょ うから、医学部受験のようなところでは desperate な人たちが出て来て もおかしくはありません。(使用を 推奨しているわけではありません、念のため。)
  2. https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/8368235.html
    1. 脳科学者茂木健一朗さんに相談したハンガリー医学部の学生。うーん、だい ぶ深い闇に入り込んでしまっている…。
    2. Priority の付け方がそもそもむちゃくちゃ。医師になるという目的も 忘れてしまい、自分の(屁)理屈に走る…。医師にな るにあたり、Priority は、 Triage じゃないですが、もっとも重要なものの1つです。こういう方が医 者になると、Sepsis(敗血症)の人を横目に、N/V (Nause/Vomitting 悪心嘔吐)で苦しそうにしている人を治療しちゃうんだ ろうなぁ。あなたのポリシーはいいから、命を救えってなる。(両方ともも ちろん重要なんですが、Sepsis は急性の命に関わりうる病態です。)ごちゃ ごちゃ言わずに、まずやるべきことをJust Bloody Do It!
    3. それから、そもそもこんなことを言っている人に限って勉強してないこ とが多い。
    4. それが事実だとすると、心理的な自己防衛ですね。自分ができないこ とを認められないから、周りが悪い/おかしいとして安心したい。精神科 で自分が病気であることを「病識がある」と言いますが、薄々本人も気付 いているんだと思います。それに気付かない限りは、まず現実は好転せず、 厳しいと思います。
    5. 茂木健一朗さんの回答は的を得ています(ハンガリーの医学部の実態を知ら ないという前提で)。が、しかし、この深い闇の前には、馬の耳に何とかだ ろうなぁ。
  3. Life in Debrecen 学校編
  4. Debrecen の学生?
  5. すでに4回留年した学生(Debrecen): https://www.instagram.com/yulisha1993/?hl=ja
    1. (Missing Links: Nov 17, 2018) 留年しても絶対諦めないとがんばってい たので応援していたのですが、サイトがなくなってしまいました。退学し てしまったのでしょうか…。
    2. ただ、厳しいコメントも寄せられていました。4回も留年しちゃうと 医師としての素質に関する何かありそうなのは確かで、このままずるずる 続けるのが良いかどうかというのはとても難しい選択です。ただすでに、 記憶が正しければ4年生でしたので、あともうひと踏ん張りというところ まできていました...
  6. 1回留年した学生(Semmelweis): https://epilogi.dr-10.com/articles/2125/?mr=csab
  7. 連載の形での Semmelweis University の紹介です。今年(2018/09)4年生だそうで す。この学生はちゃんと卒業するでしょう。
  8. 予備コース止まり
  9. 日本の薬剤師のようですが。
  10. 小児外 科医を目指す!(Pecs)
  11. 強い思 いをもって行ったようですが、途絶えてしまったでしょうか。
  12. ペーチで旅のお手伝い?
  13. 医学部の学生だそうです。医学と関係ないですが。日本人で観光でペーチに行く人は少な いだろうなぁ…。
  14. 退学した学生(Semmelweis): http://camp-fire.jp/projects/view/47271
  15. うーん…。思い付きの域を出ず?
  16. 脳科学者茂木健一朗さんのページより その2。
  17. ハンガリーの医学部じゃないですが。これまた屁理屈。Just Bloody Do It! 茂木健一朗さんの返信にハンガリーの医学部が…。参考までに。

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