- 斡旋業者に対する最初の率直な印象です。
- なぜあれだけの高額のお金を収める必要があるのか、正直、分らなかった。
- 何かを隱しているような印象を受けた。
- 彼等もビジネスですので、自分たちにとって不利な情
報を提供したがらず、隱す印象をもっています。
- この2つから胡散くさいと感じた。
- 業者について
- 私も彼らの説明会に参加しましたが、いまいち信用できないという印象で
した。特に、進級に関する統計などを隱すなど。ですので、彼らにはどちら
かといえば批判的な立場です。
- なお、業者そのものの存在を否定しているわけではありません。また、お金を取っ
ていることを否定しているわけではありません。利用者が満足していればそ
れでよいと思います。懐疑的なのは、彼らの姿勢です。来る前にも感じたこ
とですが、来てみて実際に何人かの事例を見て実感していることです。
- 斡旋業者を利用している学生の話を聞いても、あまりいいことは聞きませ
ん。
- 成績の振るわない学生を叱咤激励するつもりが、どなりちらしているだ
けで学生が泣き出したとか。
- 問題が起きたときに助けようとはしてくれるが、結局、何もできないと
か。特に、学業面。(一方、生活面は比較的面倒を見て来れるらしいですが。)
- 業者の説明会に参加すれば、彼らに不利な情報以外はちゃんとこたえてくれ
ると思います。本気で考えているひとは参加しておいて損はないと思います。
ですが、informed consentの観点で重要な瑕疵があると思います。情報は慎重
に判断することをお勧めします。
- 「公式」の斡旋業者?何をもって公式でしょうか?韓国で実際に起きたこ
とです。「公式」業者が顧客のお金をもって蒸発したそうです。これに大し
て、ハンガリーの大学が何か保証をしてくれるでしょうか?すべての業者が悪いわけでは
ありませんが、業者を巡るお金のトラブルは韓国に限らずいろいろとあるよ
うです。慎重な判断をお勧めします。
- 斡旋業者を通さない出願について
業者の説明会では、彼等が唯一のエージェントで、まるで彼等を通さないとハンガリーの医
学部に入学できないように説明されます。が、それは事実ではありません。も
ちろん直接、ハンガリーの大学に願書を出すことができます。ただし、すべてを
自分で、英語で行う必要があります。この点に自信があれば、業者に高いお金
を払う必要はなくなります。実際、授業が始まってしまえば、業者ができるこ
とはほとんどなくなります。
なぜ、斡旋業者を通さなくても大丈夫と言い切れるのでしょうか?なぜなら、私が
そうやって Semmelweis University にいるからです。私の他に若干名知って
いますが、おおよそそういう人の方が成績が良いです。なぜか。理由は、自助
努力ができているからだと思います。こちらに来れば、様々
なことを自分でやるしかなくなります。その一歩として、願書から自分でやっ
てみることくらいやっておいて損はないと思います。
直接出願をお考えの方へ
Hints for Direct Application to Hungarian Medical School
- 留意点
なお、
業者をとおさないことをお勧めしているわけではありません。1つはどのよう
な選択肢があるのかの情報提供と、もう1つは自分のニーズにあった選択がで
きるための情報提供です。