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ガソリン入れ

エクアドルからペルーへの国境へは、車でしか行けないというので、タクシーに 声を掛けられました。交渉したのち、車に乗りました。ガソリンを入れるという ので、お金を請求されました。は?人を車で運ぶのに、ガソリンも入れてないの かい!それも前払いとは、ふざけた奴だと思いつつ、まあ払いました。


仲良しカップル(マチュピチュ(ペルー)行きの電車の中で)

運転手は、道端に車を停めました。道端には、液体の入ったバケツとポリ容器が 置いてありました。それにホースを持った青年が一人いました。運転手が何やら 声をかけると、青年が受け答えをし、動きはじめました。う〜ん、どうやってガ ソリンを入れるのだろうと見ていると、ホースの片方をポリ容器に入れ、もう一 方のホースの口を青年が自分の口に入れ、目一杯吹きました。そして、ぱっと口 から離すとホースからガソリンが出て来ました。それを車のガソリンタンクへ突っ 込んでめでたし、めでたしなんだけど…。

小学生くらいのころ、三角牛乳にストローを突っ込んで、思いっきり息を吹き入 れると、牛乳が逆流して来たのを覚えている人もいることと思います。しかし、 あれは牛乳だからこそできるのであって、ガソリンでやるものではないと思うの です。そりゃ、たまに火を吹く手品師なんかが、ガソリンを飲んでいるのを見掛 けますけどさ。

なんか旅行を終えて、だいぶ経った 2002 年 02 月 10 日。ふと思い出して、起 稿してみました。


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